クレイエプソルト・ニルヴァーナは涅槃の世界観を表現したシリーズ。涅槃寂静~ねはんじゃくじょう を入浴で体験することをテーマとして作り上げました。禅の精神性を意識したシンプルなパッケージデザイン。徳島県の自社工場で生産されkuた純度99.99%のエプソムソルトを主成分に、国産クレイ、高品位なホホバオイル、涅槃の象徴である蓮の花から抽出されたハス花エキスを配合。お風呂に入れるだけでなめらかなお湯に生まれ変わります。香料は天然精油のみで構成、日本的で本物志向の国産バスソルトです。
お湯を入れたバスタブに(約180~200リットル)に本品1袋を入れよくかき混ぜ、完全にとかしきってから入浴ください。
お湯を抜いた後、クレイ成分がバスタブに残る場合があります。シャワーなどで洗い流してください。
硫酸Mg、ベントナイト、ホホバ種子油、BG、ポリソルベート20、シクロデキストリン、※ハス花エキス、香料
※老化の原因をケアし、若々しくハリ・ツヤのある肌へと導くアンチエイジング効果が期待される(メーカー調べ)
・寺
苔むした寺をイメージさせる静寂を感じる香り(マンダリン、パチュリ、サンダルウッドなど)
・庭
凛とした枯山水の庭の周りに配された草花の茂みをイメージした香り(グレープフルーツ、ヒノキ、ハッカなど)
・桜
日本人が想う本当の桜を追究したやわらかな春を感じさせる香り(トンカビーンズなど)
約幅13×縦14cm
日本的な美を伝える深みのあるバスソルト
企画、ディレクション、パッケージデザイン 馬居正治
NEHAN(涅槃)と名乗るからには、もっと日本的な美を伝える深みのあるバスソルトがあっていいのではないか?そんな想いよりニルヴァーナシリーズは生まれました。まずビジュアルイメージとして苔むした寺、枯山水の庭、そして日本人がこよなく愛する桜が浮かびます。蓮池の泥をイメージさせるクレイエプソルトをベースに、寺、庭、桜をコンセプトとした日本的であり上質で深みのある香りを持つこと。禅の精神性を意識したシンプルなパッケージデザインであることを製品作りの定義としました。またこの開発を機にベースとなるクレイエプソルトの弱点であるクレイ成分の粉立ち抑制を大きな課題としました。涅槃の英訳がNirvana。ネハンを代表するバスソルトを目指して製品開発はスタートしました。
日本人がイメージするあの桜の香りを求めて
調香 谷美聡
調香について特に難しかったのは桜。開発スタートしたのがちょうど桜の季節で、当社の敷地に咲く桜を実際に収集して香りを嗅いでみましたが、あの”桜"という独特な香りはしませんでした。驚くことに、桜自体に香りはないらしく、日本人がイメージするあの独特な香りは桜の花や葉を塩漬けする工程で生まれるクマリンという成分の香りだという事がわかりました。早速クマリンを多く含む精油であるトンカビーンズを取り寄せ試作。が、ただ甘ったるいだけ。そこで手持ちの春っぽくなりそうな香料を手あたり次第組み合わせていったところ、ある香料とトンカビーンズの組み合わせにたどり着きました。残る仕上げはその香料とトンカビーンズの配合量を調節することでしたが、トンカビーンズが多すぎるとかなり悪目立ちするというか、トンカビーンズの香りしかしなくなる。バランスが繊細な調香で、桜と春を思わせる割合を出すのにはかなり苦労しました。
次に難しかったのは苔むした寺の香り。寺のイメージの香りはそこまで難しくなかったのですが、問題はコケの香り。これは最終的に植物の葉の部分からとった精油で表現しましたが、桜で採用したトンカビーンズと同様、扱いが非常に繊細で難しかった。少しでも添加量が多くなると、嗅いだ時に口の中まで苦くなり、苔どころか樹海のように、、、。極々微量の添加であの湿気のある苔の感が出る。寺のイメージの香りとも上手く交わり、良い感じに仕上がったのではないかと思っています。
ぜひ3種類の香りをお楽しみ頂きたいです。