スタッフコラム
コラム 入浴音楽 Vol.1 You’re Getting to Be a Habit with Me
You're Getting to Be a Habit with Me / Cecile McLorin Salvant

こんにちは
NEHAN TOKYO社長ことMUです
唐突ですが、バスタイムに聴いて欲しい音楽を紹介するコラム「入浴音楽」をスタートすることになりました
お付き合いください
記念すべき第一回目にご紹介するのは「You're Getting to Be a Habit with Me」
この曲は1933年ワーナーのミュージカル映画「42nd Street」の劇中歌として使用された曲
ジャズって昔の映画音楽からスタンダードナンバーになった曲多いですよね
カバーするのは「セシル・マクロリン・サルヴァント」
めちゃ難しい名前ですね ハイチ、フランス系アメリカ人とのことです
2016年グラミー賞最優秀ジャズヴォーカルアルバムに輝くめちゃくちゃ歌うまい(当然ですが)女性ジャズヴォーカリストです
私が彼女の存在を知ったのは2018年ブルーノート東京でのライブ

まったく情報も知らず、なんとなく面白そうだなと(この感は当たっていた!)偶然タイミングもあったので飛び込み的にライブに行ったのです
さてセシルさん
まあまずは彼女のルックスにびっくり 坊主頭に特徴的な白枠のメガネ 足元はDr.マーチン
この人ほんとにジャズシンガー?ってw
しかしそんな考えはその歌声を聴いてすぐに覆されます
ずば抜けたヴォーカル力に鳥肌立ちまくり
何と言ってもすごいのはダイナミックス
小声でささやくように歌うところからピークまで(ピークでも声がわれない)のレンジがすごい
今回ご紹介する曲でもそのレンジの広さが存分に楽しめます

残念ながら当日のライブではこの曲は演奏されなかったのですが、「You're Getting to Be a Habit with Me」はライブ当時の最新アルバム「Dreams and Daggers」に収録されたアルバムのラストを飾る曲
NYのジャズの殿堂ヴィレッジヴァンガードでのライブを録音した作品です
この時のオーディエンスのノリも良く、その日のライブのアットホーム感も伝わって幸せな気分にさせてくれる一曲
いいアンプとスピーカーでちょっと大きめの音で鳴らすとライブの臨場感が味わえますよ
歌詞の「You're Getting to Be a Habit with Me」は、「コーヒーやお茶のようにもはやあなたは私の習慣」ってニュアンスのようです
今夜バスタイムにこの音楽はいかがですか?